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2025-08-27 01:41:00
「100匹目の猿」と熊の人慣れ ― 現実への警告
「100匹目の猿」という話があります。ある行動を学ぶ猿が一定数を超えると、遠く離れた群れまで一斉に同じ行動を始めたというものです。科学的には信ぴょう性に疑問もあり、“都市伝説”として扱われることもあります。
それでも、この話には強い示唆があります。ある行動が臨界点を超えると、一気に広がる──そんな現象は人間社会でも自然界でも確かに起こりうるのです。そしてこの視点は、私たちに対する警告として受け止めるべきでしょう。
いま日本各地で問題になっている「熊の人慣れ」も同じです。熊は本来、木の実や山菜、川魚といった低カロリーの自然食を求めて山を歩き回ります。けれど人間の生活ゴミや農作物は、熊にとって“桁違いのごちそう”です。一度その味を覚えれば、山より人里を選ぶようになるのは当然です。
もしこれが「100匹目のクマ現象」として臨界点を超えれば──熊が人を恐れず、里へ下りる行動が一斉に広がるかもしれません。そうなれば、人と熊の関係は根本から崩れ、事故や被害は急増するでしょう。
だからこそ、この問題は「都市伝説として笑える話」ではなく、現実への警告として真剣に受け止める必要がありますね。地味で手間のかかる対策であっても、いまここで考え、地域全体で行動することが不可欠なのです。どうにかして